園便り

 

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あったかいです [2020-04-10]

 

みなさん、昨日、今日と突然の休園にもかかわらず、書類提出や引き取りまでありがとうございました。
みなさんがあったかくてあったかくて、心からありがたく思いました。
お預かりのお友達の保護者さん、ご自分達も凄く大変な中、労いのお言葉や、来週からも続く休園の為に、仕事場やご親戚に無理を言って協力を頂いて下さっています。
感謝申し上げます。

新型コロナウィルスが広がり、いつもと違う日々が続きます。子どもたちは、そんな世の中に不安を抱いて、何かを感じる事でしょう。体を守ることが最優先。ですが、心の健康を保つ事も重要です。
実は、昨日からの、休園を決める時、園長と夜遅くまでいろいろな事を考えて、決断しました。一番の決め手は、命を守る。でしたが、内心、休園により、パパママそして子ども達の生活や心が心配でした。
同時に、うちの職員のパート、準社員は全員休みにしました。これは、パートさん達はそれぞれお子さんがいたり、介護があったりで、幼稚園にお仕事に来ると、学童や施設に家族を預ける事になります。私と園長は、そうする事がリスクがあると考えました。うちの先生達は情熱があるので、そうしてでも幼稚園にきたいんです。そこを押さえてしまいなんだか強引?とも考え、不安な気持ちでした。すると、一人の先生から、夜、LINEが入りました。
「お休みを取らせてくれてありがとうございました。子供が、実はすごく不安があったことに気がつきました。今日は一緒にいられてよかったです。」
と。
私、全てのつかえたものが、スーっと軽くなりました。
そうなんですよね。こういう制限された生活、テレビやネットの情報が溢れることで、知らないうちに子どもたちは、わからない事や不安がたくさんです。せめて、信頼できる大人が近くにいるだけで、救われると思います。それが、パパやママ、じいじばあばだったら最高ですよね。
お預かりしている子供達にも、私達は、できるだけ安心できるように接して行きたいと思っています。
今日は、富士市に感染者が二人と発表されました。身近な方、誰が保菌していてもおかしくない状況です。手洗い、うがい、除菌を徹底しましょうね。
そして、私達大人は、子どもの変化に注意したいですね。
食欲がない。排尿が頻繁。イライラしている。疲れた表情をしている。など。子どもは気持ちを上手く表現できません。子どものそばにいる大人が、支えましょうね。
みんなで、願いましょう。
そして声に出しましょう。
「また、いつか日常がもどるよ。」
油断をせず、希望を持ちましょう。
みなさんに会える日を楽しみにしています。夜分に、長々と失礼しました。
副園長 赤井