園便り

 

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年中さん [2020-05-20]

 

今日は、楽しかったぁ。
そして、ほっとしました。
子供達の力って凄いです。
朝の不安そうなお友達、涙さんのお友達…みーんな帰りには笑顔がたくさん見られました。
こばとちゃんからの仲良しのお友達を見つけては、お気に入りの場所へ。手を繋いでいたり、フープの中に入って移動したり。
また、年中さんの同じ帽子の色のお友達を見つけて「おれの仲間になろう」と誘ったり。
自由遊びでは、そんな姿が見えました。
その合間に、クラス毎ソーシャルディスタンスの確保をしてのお並びを教えたり、絵の具あそびや、おうちの方の顔を絵の具で描きました。
絵の具は「もっとやりたーい。」と言われてしまいました。
時間が足りなかったね。
次回からは、時間を伸ばしますね。

そのような楽しく過ごしている中に、子供達の不安さもみえました。ほとんどのお友達が、自分のクラスに行くルートに迷っていました。今日は、先生達がたくさんいて、年中さん一人一人をフォローできてよかったです。6/1にいきなりはじめたら、年少さんが泣いているから、先生達はみんな年少さんにかかります。年中さんの戸惑いと不安にちゃんと向き合うことができて、ほっとしました。

また、絵の具活動の前「絵の具って何?怖いよー」と泣いた子がいました。
まずは、泣きやんでもらい、絵の具をやりました。
「楽しい^_^」とすぐに泣き止みました。
「幼稚園に怖いものや怖い事は、一つもないから大丈夫。でももし、こうやって心配な事があったら、また言ってね。」
と話しました。
そうですよ。だってこの4か月間、目に見えない何かにいつも不安と心配をして、とにかく家にこもっていたんですもの。何でもかんでも、怖さや心配になりますよね。
子供は、発達段階で、視覚優位な情報を認知しやすいです。目に見えていない事や曖昧な事は、不安になる傾向があります。
私達先生は、子供の発達という方向からも、もう一度、どんな風に不安になるのか?を再度学び、言葉や態度には出ない子供達の心を見ていきたいと、子供達から教わりました。
新聞やニュースでは、子供の心のケアを大切に、段階的に慣らしていくよう学校関係者に言われています。心のケアとひとくくりにはできないよ。と私は懸念していました。
いまいづみ幼稚園の子供の心のケアのしかたが、今日でくっきりみえました。
先生達みんなで共通理解をして、一日でも早く、子供達が、保護者さんが安心できるように取り組みます。
お子さんの現れで気になる事はお話下さい。
どもり、チック、お漏らし、赤ちゃん言葉。
今日もこのようなお話を伺い、一人一人、お話させて頂きました。
大丈夫。良くなりますね。
明日は、年長さん、お待ちしています。また、子供たちからのサインを頂き、教えてもらおうと思います。

年中さん、今日は、楽しかったかな?
先生達はすごく楽しかったよ。ありがとうね。
来られなかったお友達。大丈夫。会ったときにしっかりフォローをします。
そうそう。
子どもならではの、防ぎきれない密が生じます。
必ず手洗い、消毒。
徹底します。