園便り

 

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マスク着用 [2020-05-28]

 

おはようございます。朝から失礼します。
昨夜、いまいづみ幼稚園の理事会にお忙しい中お越し下さいました飯泉先生から、よいお話を伺いましたので、朝一で報告させて下さい。
5/25日、日本小児科医会が
「2歳未満の子どもにマスクは必要ない」
と発表をしましたね。
それを受けて、飯泉先生に、幼稚園内でのマスクの着用のマニュアル作成に悩んでいる話をしてみました。
先生曰く
「幼児期の熱中症は重症化しやすいから、慎重に考えるべき」だと。
また、
「マスクを着用すると、子どもの表情が見にくくなる。しかも〝マスクができて、えらいね。″と褒められるから、真面目な子ほど無理してでもマスクをつけてしまう。
大切な事は、子ども自らが〝暑い。”〝苦しい。”〝マスクを外したい。”と言える事。それを受けて、大人がそう言えた事を褒めて、その都度対応するといい。また、頬は体温調節をするから、マスクで塞いでいるとやはり熱がこもりやすい。マスクを外して顔を洗わせる、などの方法がある。」
とお答え頂きました。
緊急事態宣言が解除され、新しい生活様式を生活の中に浸透させ、感染症とともに生きていかなくてはなりません。マスクを着用しての園生活は避けられませんが、大人の声かけ一つで、子供達の命を守る事ができる…と、飯泉先生のお話から、わかりました。
私も、子供達に
「マスクするよ。できた?えらいね。マスクを外さないよ。」
と、ずっと言い続けてきました。
今日からは
「暑かったらマスクはずして、ほっぺ冷やそうよ」
「マスク外したい」
と言った子には、
「そう言えてえらかったね。お水飲もう。ちょっとみんなから離れてマスク外してみよう」
と言います。
ご家庭でも、そのお宅流の言葉で、我が子のマスクの着脱の仕方をお伝えして下さると嬉しいです。6/1から園生活が始まり、自分からマスク着脱が表現しにくい子供もいるはず。時間を決め、ほっぺ^_^を冷やす時間を作りますね。
新しい生活様式というマニュアルはありますが、大切な事は、子どもたちの様子をしっかり見て、臨機応変に判断すること。
飯泉先生から教えて頂いた事を先生たちみんなで、共通理解をしていきます。
また、2歳未満のお子さんをお連れの保護者さんの来園の際、マスク着用は任意となります。
コロナ感染対策対応を考え、お子さんのそれぞれの命を考えての保護者様の行動をよろしくお願いします。
というか、私も保護者様の行動とお考えから、学ばせて下さい。私も何が正しい行動か、正直迷っているから^_^
また、コロナ感染対策対応は、一週間ごと位のスピードで、対策や対応が増えたり減ったりします。
その都度一緒に考えていきましょう。

また、前々回の母の会会長、川島様も理事会にお越し下さっていました。川島様は、生活を楽しむ天才だと私はリスペクトしています。マスク作りは当たり前。しかも、肌に良い素材、通気性、形、様々な研究をして、昨夜は夏マスクを着用していらっしゃいました。竹の成分が入った布?のようなマスクで、お一人涼しげな表情でした。
園児達も、手作りマスクが主流のいまいづみ幼稚園は、さすがです。
中にはマスク素材が気になり暑いかな?サイズが合わないかな?と思う事もあります。マスク着用で遊ぶのは、子供達にとっても負担が多いので、マスクの素材や形を考えてつけてあげることも、大人の役割かなぁ?と。
昨夜は、学びの多い夜でした。

さぁ。今日も一日楽しく過ごしましょう。